暮らしごと日記
2018.12.17
こどもの成長と階段
こんにちは。藤原住宅です。
今日は、階段についてのお話です。
こちらのお宅は、スケルトン階段です。
スケルトン階段とは・・・蹴込板や手すりの壁がなく骨組みのみで造る階段を指します。
スケルトン階段は見せる階段なので、リビングにいれると素敵にみえます。
子どもさんが小さいと蹴込み板がない所から落ちないか、リビングに階段があると、勝手に階段を上がって目が離せないという難点もあるかもしれません。
このお宅には小さいお子様がおられないので、デザイン重視で決められました。
「どちらの階段にしてもおしゃれですよ」とお話ししましたが、大分悩まれ、「スケルトン階段に挑戦してみたいし、スッキリ見えそうで・・・」と話しておられました。
子どもの成長と階段
子どもがハイハイをしたり、歩き出すくらいの年齢だと、階段の段差を自分で上がろうとするようになるでしょう。このころは特に、階段や段差が大好きなので、何度言っても一生懸命のぼろうとするかもしれません。そんな姿はとても可愛いし、成長もうれしく感じるのですが、反面少しヒヤッとさせられることもあります・・・(^_^;)
ですから、階段にいつでものぼれる状況は目が離せないので心配ということになるかもしれません。
子どもが少し大きくなって自分で階段を上がって2階に行けるようになると、逆に見えるところに階段があることで、(今上がっていったな~)といつでも確認できるので、親は安心です。
うちは前の家が廊下に階段があり、落ちる音にびっくりして駆けつけた経験があります。慌てていると、もう大丈夫と思える年齢でもそんな危ないことも起こったり・・・。
見えるところに階段があると、いちいち廊下に出なくても、「走って上がると危ないよ~」と言いながら見守ることができます。
もう少し成長して、子どもが自分で帰宅したり、友だちが遊びにきたりするようになると・・・今帰ってきたなとか、友だちが何人遊びに来たな~と把握できたり、来た友だちもきちんと挨拶をして2階に上がっていくということも大切なことではないでしょうか。
大きくなっても、帰った時に一度「おかえり」と顔を合わせたいという想いから我が家もリビングを通って2階にいく場所に階段をつけました。
もっと子どもが成長すると、逆にプライバシーを守ってあげたいなということもあるでしょう。
子どもの成長によって家を変えていくのは、できるところとできないところがあります。
家を考えるご夫婦がどんな風に子どもと暮らしていきたいか?
オシャレなだけでなく、自分たちの今の暮らし、これからの暮らしに合わせた階段の入れ方(形状、場所、デザイン等)をじっくり考えることは大切なことかもしれません。
次回は色々な角度から撮った階段の詳しい様子を紹介します・・・☆