暮らしごと日記

2019.02.08

施工業者を決める前に考えること

暮らしごと日記

こんにちは。藤原住宅です。

先日よりインスタグラムで紹介していますが、ただ今我が家の自転車小屋兼収納小屋の制作をしています。

仕事の合間にしているので、少しずつ進めています。

新築後にはとりあえず自転車を停められる小屋を家族で造って使っていました。

この度事務所を建てることになり、自転車小屋を移動しなければならなくなり、北側に建てることになりました。

新築するまでには考えたり想像したりという工程が何度かやってきます。

施工業者を決める→家の間取りを決める→設計プランが決まり契約着工→地鎮祭→上棟→建築中に決めることもあったり、確認することもある→引き渡し

大まかに言ってもこんなにあります。全てが初めてで、この先の未来を想像して損のないように・・・素晴らしい家が建てられるようにと考えることが沢山。

新しい暮らしを想像して考えているはずなのに、目先の工程を目標に一つひとつ進んでいく方が多いでしょう。

建築中には「早く住みたい」という気持ちがどんどん高まると思います。

そして、完成し、引き渡しになり、やっとゴールした気持ちと達成感を味わいながら新しい暮らしが始まります。

それはウキウキの毎日になることでしょう!

しかし・・・!!

それは、ゴールではなく、スタートにすぎません。

家に住み始めると、次第に、建具やサッシの動きが・・・?とか、キッチンなどの使い方や聞きたいことが・・・とか。

すぐに電話して相談したり聞きたいことも出てくる場合があります。

そんな時、大工さんにすぐに聞くことができる環境かどうか。

想像してみて下さい。

自分の大切な家を一から造った人に直接聞ける安心感は計り知れません。

また買えばいいかと言う訳にはいかないものだからこそ、新築して終わりではなく、何年も何十年も暮らしていくことを考えて建てるべきだと考えます。

新築することがゴールじゃなく、スタートに向かっていることくらいわかっているといわれるかもしれませんが、実は、施工業者を決める際に選択肢に入れる内容はどんな家に住みたいかばかりが先行してしまう傾向が強いのです。(もちろんそれも大切ですが・・・)

誰に建ててもらいたいかを考えてから、新築やリフォームを決めようという方がおられたら、それは、住み始めてからのことをしっかり考えている方と言えるかもしれません。

もし担当さんや営業さんに新築後に何かあったらすぐに対応しますといわれても下請けの大工さんに届くのは何人の工程を経てからでしょうか?

初めて話す請け負った会社とは違う下請け会社の大工さんの対応になる場合も少なくありません。

新築後に我が家のように自転車小屋を造ったりすることがあったりとこの先どのように暮らしていくことになるかは誰にもわかりません。

だからこそ、誰かに安心できる言葉をもらったからというのではなく、決めるのはあなたなのです。

工務店をしているから工務店ひいきでしょ?と言われればそうかもしれません。

大工は職人です。職人が集まると熱いディスカッションが始まることも・・・。

そんな熱い信念を持った大工さんのいる工務店をしっていますし、藤原住宅もその一つです。

大工さんも色々な考えをもっています。例えば藤原住宅は住みやすい間取りや手の届くスタイリッシュだったりおしゃれ感。

他の工務店では、木の素材にこだわった住み心地など・・・。

そこで、自分たちならどんな家に住みたいのかなと考えるべきなのです!

明日は、藤原住宅事務所新築工事の棟上げです☆

こんな家への想いをお話しできるスペースがほしいと、事務所を建てることになりました。

私たちは、想いを届けたいですが、それと同時に皆さんの家への想いが沢山聞かせて頂きたいです。

家づくりを語る人は皆さん笑顔とワクワクでいっぱいです。

それを見たり聞くだけで私たちもワクワクしてきます。

明日は天気が心配ですが、楽しみです。事務所なので床もなく平屋なのでいつもより少ない人数、藤原住宅メンバーの大工さんで建てます。

興味のある方は見に来て下さいね。建物が建っていく様子はみていておもしろいですよ。

また上棟の様子も紹介します☆